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「下り速度」や「上り速度」とは?回線選びのカギとなる重要な用語を知っておこう♪

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回線選びの重要な用語
下り速度とは?

下り速度とは、データを受け取るときの速度です。

動画の再生やWebページの閲覧、ファイルのダウンロードなどに影響します。数値が大きいほど快適に利用できます。

※「受信速度」や「ダウンロード速度」と表現されることもあります。

上り速度とは?

上り速度とは、データを送るときの速度です。

メールの送信や写真・動画のアップロードなどに影響します。この数値が高いほど早くアップロードできます。SNSへの写真投稿やクラウドサービスへのデータ保存を多用する人は、この数値が重要になります。

※「送信速度」や「アップロード速度」と表現されることもあります。

インターネット回線の速度テスト

インターネットの契約や回線選びで目にする「下り速度」「上り速度」という言葉を理解し、自分に合う回線を選べるようにしましょう。この記事では他にも、PING値、レイテンシ、ジッターなど回線品質を左右する用語も解説しています。



下り速度と上り速度について

下り速度と上り速度とは?

下り速度と上り速度は、インターネット通信におけるデータの流れを表す言葉です。

下り速度はダウンロードに関わるデータ転送速度で、上り速度はアップロード時の速度を指します。

下り速度の目安

下り速度は、ホームページの表示や動画の再生、ファイルのダウンロードなどに影響します。数値が大きいほど、ウェブ閲覧やストリーミングが快適になります。

下り速度用途や快適度
100Mbps以上4K動画のストリーミングやオンラインゲーム、複数デバイスでの同時利用に最適。
50~100MbpsHD動画の視聴やリモートワーク、オンライン会議に快適。
20~50Mbps一般的なウェブ閲覧やHD動画のストリーミングには十分。家族での利用にも対応可能。
10~20Mbps標準画質の動画視聴やウェブ閲覧には問題ないが、大容量ダウンロードでは時間がかかる。
10Mbps未満メールやテキスト主体のウェブ閲覧は可能だが、動画視聴やゲームには不向き。

上り速度の目安

上り速度は、メールの送信や写真・動画のアップロードなどに影響します。SNSへの写真投稿やクラウドサービスへのデータ保存を多用する人は、この数値も重要です。

上り速度用途や快適度
20Mbps〜50Mbps(それ以上)ビデオ会議や4K動画のライブ配信に最適。
5~10Mbps安定したビデオ会議や動画投稿が可能。一般的な用途には十分。
2~5Mbps写真や短い動画のアップロードに適しているが、大容量ファイルでは時間がかかる。
2Mbps未満メールや小容量のファイル送信に限られる。動画投稿やビデオ会議には不向き。



他の重要な用語

他の重要なネットワーク用語

インターネット速度を語るうえで、下りや上り速度以外にも回線品質を左右する要素があります。ここでは代表的なPING値とレイテンシ、ジッターを解説します。

PING値とは(ピン/ピング)

PING値とは?

Ping値は、デバイスからサーバーにデータを送り、応答を受け取るまでの往復時間を指します。

レイテンシの一部または具体的な測定結果として扱われることが多いです。
例: デバイス → サーバー → デバイスの往復時間を測定し、ミリ秒(ms)で示します。

数値が小さいほどレスポンスが速く、オンラインゲームやビデオ通話での遅延が少なくなります。

Ping値用途や快適度
0~20ms非常に快適。オンラインゲーム(FPSや格闘ゲーム)に最適。
20~50ms快適。一般的なオンラインゲームやビデオ通話に問題なし。
50~100msやや遅延を感じることがある。ターン制ゲームやWeb会議には十分。
100~200ms遅延が目立つ。オンラインゲームでは厳しいが、Web閲覧には影響なし。
200ms以上遅延が大きい。オンラインゲームやビデオ通話は厳しい。

レイテンシとは(Latency)

レイテンシとは?

レイテンシは、通信における遅延を表す概念です。PING値とほぼ同じ意味で用いられることが多いです。

ただし、レイテンシはより広義で、通信全体の遅延を指す広い概念で、以下を含む場合があります

  • デバイスからサーバーに要求が到達するまでの時間
  • サーバーが要求を処理する時間
  • サーバーからデバイスに応答が戻るまでの時間

したがって、レイテンシは通信経路全体の遅延を総合的に表していると言えます。

ジッターとは(Jitter)

ジッターとは?

ジッターは、PING値やレイテンシのばらつきを表します。

ジッターが大きいと安定性が低いということになります。安定した通信を求めるならジッター値が小さい方が理想的です。

ジッター値用途や快適度
0~5ms非常に安定。オンラインゲームやビデオ通話に最適。
5~10ms安定。一般的なオンラインゲームやストリーミングに問題なし。
10~20msやや不安定。リアルタイム性が求められる用途では影響が出る可能性あり。
20ms以上不安定。オンラインゲームやビデオ通話では遅延や音声途切れが発生する可能性大。



用語まとめ表

下り速度や上り速度、PING値、レイテンシ、ジッターが一目でわかるように、下記の表にまとめました。

用語意味影響
下り速度ダウンロード速度ウェブ閲覧、動画視聴、ファイル取得
上り速度アップロード速度メール送信、ファイル投稿、バックアップ
PING値データ往復の時間オンラインゲーム、ビデオ通話
レイテンシ通信遅延全体各種オンライン作業のレスポンス
ジッター遅延のばらつき接続安定性、映像乱れ

下り速度や上り速度はもちろん、PING値やレイテンシ、ジッターといった用語を理解すると、回線選びで失敗するリスクを減らせます。快適なネット環境を整えるには、速度だけでなく安定性も考慮することが大切です。

ぜひ今回紹介した用語を押さえて、自分の利用シーンに合った回線を見つけてみてください♪



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