ココでわかること
Wi-Fi (ワイファイ)は、現代社会においては欠かせない存在となっています。
この記事では、Wi-Fiの基礎知識や、便利になること、注意点などを解説していきます。
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目次
あわせて読みたい
Wi-Fiとは何か?
Wi-Fiの定義
Wi-Fiって何?
Wi-Fiは無線通信の一種です。厳密に言うと、ケーブルなしで通信するために決められた技術的な規格のことです。
「Wi-Fi(ワイファイ)」という規格が決められているおかげで、私たちは何も気にすることなく、色々な機器でスムーズに接続できているのです。スマホやパソコン、タブレットなどを同じように無線接続できています。【参考】 UQ WiMAX|Wi-Fiとは?接続するメリットや設定方法などわかりやすく解説
Wi-Fiは無線通信の一種で、円滑に通信できるように決められた技術的な規格のことです。
Wi-Fiと無線LANの違い
「Wi-Fi」と「無線LAN」はほぼ同じ意味ですが、厳密には異なります。「無線LAN」は、無線通信技術の一つの区分です。一方の「Wi-Fi」は、無線LANに属する一つの種類です。ケーブルを使わずにデータ通信を行う技術(無線通信技術)の中には「無線LAN」というものがあります。その中の一種が「Wi-Fi」です。「Wi-Fi」が一気に普及したため、無線LAN ≒ Wi-Fiと同じ意味で使われるようになりました。
無線通信技術の種類
無線通信技術には5種類あり、それぞれ通信距離が異なります。
- 短距離無線
- 無線PAN
- 無線LAN(この区分にWi-Fiが含まれる)
- 無線MAN
- 無線WAN
Wi-Fiは「無線LAN」という区分に含まれています。この「無線LAN」の中の一種が「Wi-Fi」です。ややこしいですね。
ちなみに、Wi-Fiという言葉が生まれたのは「1999年」です。
Wi-Fiの歴史|年表
「Wi-Fi(ワイファイ)」は、1999年に生まれました。
年 | 出来事 |
---|---|
1971年 | Wi-Fiの先駆けとなる無線通信「アロハネット(ALOHAnet)」がスタート |
1991年 | AT&Tが「WaveLAN」と呼ばれる無線接続の技術規格を策定 |
1997年 | IEEE(Institue of Electrical and Electronics Engineers)が「802.11」を制定し、無線通信の規格が誕生。(最大通信速度2Mbps) |
1999年 | ・Wi-Fiアライアンスが設立され、「Wi-Fi」という名称が生まれる。 ・802.11a(最大速度54Mbps)と802.11b(最大速度11Mbps)の登場 |
2003年 | 802.11g(最大速度54Mbps)の登場。(※屋外利用可、IEEE802.11bとの互換性あり) |
2009年 | 802.11n(Wi-Fi 4)の登場により、Wi-Fiの通信速度は11倍以上に向上し、最高600Mbpsに達する |
2013年 | 802.11ac(Wi-Fi 5)の登場により、Wi-Fiの通信速度は1Gbpsを超える |
2021年 | 802.11ax(Wi-Fi 6)の制定が行われ、最高9.6Gbpsの通信速度を実現する |
2022年 | ・9/2に総務省がWi-Fi 6の6GHz帯を認可。周波数帯の「6GHz」が利用可能に。(※この「E」は、Extended(拡張)を意味する) ・6GHz帯にも対応する「Wi-Fi 6」デバイスのブランドは「Wi-Fi 6E」と表記。 |
2023年 | Wi-Fiアライアンスが開発中の「802.11be(Wi-Fi 7)」を発表 |
Wi-Fiが登場してから、インターネットの利用が加速しました。
私たちの生活がより豊かになったのは、Wi-Fiのおかげと言っても良いかも知れませんね♪
Wi-Fiで便利になる5つのこと
Wi-Fiを使うと、どんなメリットがあると思いますか?
Wi-Fiで便利になることを5つ紹介します♪
Wi-Fiで便利になること
- 複数台のスマホなどをつなげられる
- 通信費の節約が期待できる
- 家電をインターネットにつなげられる(スマートホーム化)
- ケーブルが減ることで、部屋がスッキリする。
- 万が一の通信障害に備えられる
詳しく解説していきます。
複数台のスマホなどをつなげられる
一つのアクセスポイントに対して、家族全員のスマホを接続することが可能となります。同時に異なるインターネット活動を楽しむことができるため、家庭内でのデバイスの競合や待ち時間がなくなり、利便性が大幅に向上します。
一人暮らしの場合でも、複数のデバイス(スマートフォン、タブレット、PCなど)を同時につなげることができます。それによって、快適なインターネット生活を満喫できるようになります。
通信費の節約が期待できる
Wi-Fiを導入することで、各デバイスごとに個別の通信契約をする必要がなくなります。結果として、月々の通信費が大幅に削減されることが期待できます。特に大家族や複数のデバイスを持つユーザーにとって、経済的なメリットは大きいでしょう。
例えば、1つの家庭に3台スマホ、2台のパソコン、2台のタブレットがあったとしましょう。全ての端末で回線契約をした場合の通信費は高額になるでしょう。しかし、Wi-Fi環境を整えていれば、個別に回線契約する必要はありません。通信費の削減が期待できるでしょう。
家電をインターネットにつなげられる(スマートホーム化)
最近の家電はIoT技術を活用しており、インターネットに接続することでさまざまな便利な機能を提供しています。Wi-Fi環境を持っていれば、これらの家電を簡単にインターネットに接続し、遠隔操作やデータの収集、自動化された操作など、スマートなライフスタイルを実現することができます。
例えば、外出先からエアコンを付け、帰宅時に最適な温度にしておくことも可能となります。注意点としては、家電自体が対応していない場合があるという点です。最新モデルはWi-Fi接続できるけど、数年前のモデルはWi-Fi接続できないものだった。といったことにならないよう、購入する際にはしっかりと確認するようにしましょう。
ケーブルが減ることで、部屋がスッキリする。
ケーブルを使用しての有線接続は、部屋の中でケーブルが散乱し、部屋が散らかる原因となります。Wi-Fiの導入により、無線での接続が主となるため、部屋がスッキリとして、快適な生活空間を保つことができます。
利便性も高くなります。無線なので端末にLANケーブルを挿し込む必要がなく、接続する端末を自由に変更することができます。
万が一の通信障害に備えられる
スマホで通信障害が発生した場合、安否確認ができなくなってしまいます。しかしWi-Fi環境を整備しておけば、予備のインターネット回線を確保できます。
また、スマホ自体が壊れてしまった場合でも、タブレットやパソコンなど他のデバイスを通してインターネットを利用することが可能となります。
Wi-Fiを利用する際の注意点
Wi-Fiは電波です。そのため、次のような注意点もあります。
Wi-Fi利用時の注意点
- 障害物の影響に注意
- 他の電子機器による電波干渉
- セキュリティ
- 同時接続台数の制限
- 回線工事が必要
Wi-Fiの注意点について詳しく解説していきます。
障害物の影響
Wi-Fiは電波を使用するため、建物内の壁や障害物によって電波が遮断されやすいです。Wi-Fiを利用する場合は、(1)Wi-Fi機器の設置場所、(2)障害物の場所、(3)建物のレイアウト、などを考慮する必要があります。
他の電子機器による電波干渉
Wi-Fiは周波数帯を使用しているため、他の電子機器と干渉することがあります。例えば、電子レンジの使用時にWi-Fiの通信速度が低下することがあります。通信速度を重視してWi-Fiを利用したい場合は、周囲の電子機器との相互干渉を避けることも重要です。
セキュリティ
Wi-Fiは無線通信を使用します。そのため、パスワードの漏洩や不正アクセスといった危険性があります。特に、暗号化されていないWi-Fiネットワークは注意が必要です。第三者によって簡単にアクセスされる可能性があります。
パスワードが不要なWi-Fiを利用するのは控え、フリーWi-Fiなど無料のWi-Fiを利用する際は、それだけのリスクが伴うことを理解した上で使用するようにしましょう。
同時接続台数の制限
Wi-Fi端末の性能などによって、接続可能な端末数や伝送速度に限界があります。例えば、「同時接続10台」といった限度がWi-Fi機器によって決められていますので確認するようにしましょう。
また、多数の端末が同時に接続すると通信速度が低下することがあります。通信速度を重視する際には、少ない台数で利用することをおすすめします。
回線工事が必要
光回線でWi-Fi環境を整えようとした場合、回線工事が必要になります。Wi-Fiを利用するまでに時間がかかり、立ち会い日の調整も必要になります。最初だけめんどくさいですが、導入後は生活が豊かになると思います。快適な生活を手に入れるための痛みだと思い、我慢する必要があります。
なお、ポケット型のWi-Fiもあります(モバイルルーター)。通信速度や安定性といった面では光回線に劣りますが、工事が不要で外出先でも使えるといったメリットもあります。現在のライフスタイルを確認し、自分に合うWi-Fi環境を選択するようにしましょう。
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